販売代理店募集

 日本は従来より地震大国であるとの認識から、災害対策用のトイレとして、自己処理型バイオトイレの製造販売を進めて参りました。2011年3月11日に発生した東日本大震災では地震・津波・原発の三重苦により未曾有の大災害となり、災害対策用トイレの必要性を再認識させられました。

 従来の自己処理型バイオトイレは、菌床となる木質チップやおが粉に自然に含まれるバクテリアに発酵分解を任せていました。そのため、完全に発酵分解することが難しく、悪臭が発生したり、年に何回か菌床の交換作業が必要な状態でした。また、限られた大きさの処理槽の中でし尿を処理するため、1日の使用制限がありました。

 弊社では、信州大学農学部との共同開発により、悪臭の原因となる油成分まで微生物処理可能な好気性バクテリア(特許)を開発しました。これにより、使用制限内であれば菌床の交換作業が不要になりました。更に、災害時やイベント等で使用回数が急激に増加した場合でも、1日の使用制限を超えて継続使用可能なシステムを開発しました。セパレート便器と、し尿分離システム(重量センサーシステム併用)が特許となり、弊社独自のバイオトイレシステムが完成しました。

 また、国立研究開発法人科学技術振興機構の、戦略的創造研究推進事業の研究成果である「尿内有価物分離装置」の実施権が弊社に許諾され、京都大学教授陣により開発されたこの装置と弊社バイオトイレシステムの併用により、し尿は廃棄物から資源への転換が可能になりました。

 バイオR21は、北海道から沖縄まで全国で実績を上げ、公園や山、海だけでなく、高速道路や空港内など数多くの場所で活躍しています。

 上記、自己処理型バイオトイレ「バイオR21」の販売代理店を募集しています。詳しくは本社までご連絡ください。

お問い合わせ
大央電設工業株式会社
TEL 0266-82-2233